2006年08月16日
小貝川
小貝川は,栃木県南那須町の小貝ヶ池を源流とする
利根川水系の一級河川(建設大臣が指定した川)。
ちなみに,二級は都道府県知事の指定。
延長は111kmと利根川の支流の中では鬼怒川に次いで
二番目の長さ。
生息する生物はコイ,オイカワ,ウグイ,ウナギ,ブラックバス,
ブルーギル,雷魚,鯰などの魚類やモクズガニ,テナガエビ等の
甲殻類のほとんどが生息している。
この川には,福岡堰,岡堰,豊田堰の3つの堰があり。
関東を代表する溜井方式の堰として知られている。
小貝川は,流域(河川の流れに沿う地域)の86%が平野で,
河川の勾配が緩いため,洪水の継続時間が長く,
氾濫時の出水が引きにくく,
利根川本川からの逆流の影響を広く受けてしまうという
特徴がある。
これが原因で昭和61年に起きた台風による集中豪雨の後,
人々が安堵している快晴の台風一過の時に,
小貝川の水位は留まる気配を見せずに上昇し,
堤防が決壊し浸水家屋が4500戸にもなった。
これを機に,被害の大きかった地域に遊水地を設けた。 続きを読む
利根川水系の一級河川(建設大臣が指定した川)。
ちなみに,二級は都道府県知事の指定。
延長は111kmと利根川の支流の中では鬼怒川に次いで
二番目の長さ。
生息する生物はコイ,オイカワ,ウグイ,ウナギ,ブラックバス,
ブルーギル,雷魚,鯰などの魚類やモクズガニ,テナガエビ等の
甲殻類のほとんどが生息している。
この川には,福岡堰,岡堰,豊田堰の3つの堰があり。
関東を代表する溜井方式の堰として知られている。
小貝川は,流域(河川の流れに沿う地域)の86%が平野で,
河川の勾配が緩いため,洪水の継続時間が長く,
氾濫時の出水が引きにくく,
利根川本川からの逆流の影響を広く受けてしまうという
特徴がある。
これが原因で昭和61年に起きた台風による集中豪雨の後,
人々が安堵している快晴の台風一過の時に,
小貝川の水位は留まる気配を見せずに上昇し,
堤防が決壊し浸水家屋が4500戸にもなった。
これを機に,被害の大きかった地域に遊水地を設けた。 続きを読む